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◇ドイツ時事ジャーナル◇
第49号
2009年12月12日(土曜日)
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【今日の記事】
Gipfel in Kopenhagen: Merkel lehnt weitere Vorleistungen beim
Klimaschutz ab
Klimaschutz nur ohne Abwanderung von Arbeitsplätzen - mit diesem
Argument lehnt die Bundeskanzlerin weitere deutsche und europäische
Zugeständnisse ab. Einen Gipfel-Erfolg in Kopenhagen hält sie jedoch
für möglich. Greenpeace-Chef Naidoo kritisiert Merkels Verhalten als
enttäuschend.
2009-12-12 16:14
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【訳例】
コペンハーゲン・サミット:
メルケルは環境保護における追加の資金請求を拒否
環境保護は雇用と引き換えであってはならない。 この説明でドイツ首相は追
加でドイツや欧州が資金供与することを拒否した。ただし、コペンハーゲン・
サミットで成果をあげることは可能だとしている。グリーンピース代表のナイ
ドゥはメルケルの態度を失望であると批判した。
【補足解説】
メルケルさんは、これ以上ドイツや欧州が出費を重ねてまで環境保護条約合意
をすることはないと発言しました。
これは他の国が応分の負担をせずに、ドイツや欧州だけに負荷がかかるような
提案は受け入れられないというものです。
地球温暖化を防止するために環境保護条約が必要であることは十分に理解して
おり、メルケルさんは中国やインドの首相と合意が必要であることで意見の一
致もしています。
メルケルさんは、今回のコペンハーゲン・サミットでは、主に政治的な合意が
目指されるべきで、条約合意という法律的な作業は、来年専門家の協議を経て
至るべきものだというのです。地球全体の問題なので、参加国全員が責任をも
たなければならないと主張しているわけです。
グリーンピース代表のナイドゥさんは、おカネの話が合意の上で一番大切で、
金持ちの国の資金がなければ、貧乏国の支援にはならないといって、メルケル
さんの発言を批判しているのです。この1年半の金融危機で、途轍もない金額
の国庫支援ができたのだから、やる気さえあれば必要な資金を集めることはで
きるだろうというのです。
ブラッセルでの首脳会談で欧州首脳は、今後3年間に72億ユーロ(約930
0億円)を用意する意向であることを表明しました。ドイツの負担分は12.
6億ユーロ(約1600億円)です。
環境保護のための会合とはいえ、政治・経済すべてを含む外交の場になりそう
ですね。日本はどんな対応をするのでしょうか。
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