2008年7月26日土曜日

ヨーロッパに行ってきた

ヨーロッパの7月はとても良い季節だ。日照時間が長く、天気の良い日が気分を爽快にしてくれる。まずドイツに入って、フランスへ移動し、その後英国に2泊して日本へ戻ってきた。
ドイツはハンブルグ近辺を忙しく回った。クルマから見える景色の中に風力発電の風車が目立つ。自然の中にあってはいかにも「不自然」な建造物だが、化石燃料からの脱却が危急の課題となっている現在では、次第に市民権を得ているという事なのだろう。宿泊したホテルも、地方都市の落ち着いた環境の中にあり、安心だった。まだ明るい外をぶらぶら歩きながら、適当に見つけたレストランの、外に並んだテーブルに腰掛けて夕食を楽しんだ。食事は、ドイツでもエスニック料理が増えているようだ。食べたのはメキシコ風の料理だった。
北ドイツの日程を終えて、ハンブルグ空港から南ドイツのシュトゥットガルト空港へ飛んだ。南ドイツの人達はやっぱり人懐こいな。とってもいい感じだ。日本なら東北かな。
短いドイツ滞在を終えて、シュトゥットガルト空港からパリ・シャルルドゴール空港へ移動した。パリには5泊した。エッフェル塔がEUの旗にライトアップされていたのは、今年夏だけの限定バージョンらしい。宿泊がリヨン駅の隣だったこともあり、凱旋門、シャンゼリゼ通り、ルーブル美術館、コンコルド広場、ノートルダム寺院、オペラ座などは何度か見ることができた。オルセー美術館に行けるかと思っていたが、結局行けなくて残念だった。パリの町の中は、夜の2時だというのに路線バスが走っている。通常の生活時間と比べると6時間くらい後ろにずれている。
パリは都会だね。でも大きな町は実はあまり好きじゃない。山や湖などの自然に溢れている景色の方がホッとできる。
日曜日もパリにいたので、思わず、世界文化遺産にも指定されているモン・サン・ミッシェル修道院へ行くことができた。大胆な試みだと思えたのは、壁に世界中の巡礼地の写真パネルや垂れ幕が飾られていたことだ。エチオピアやインド、中国が多かった。日本はなかったな。ちょっと残念な気もしたが、落胆するほどのことではなかった。信仰は、パネルで紹介されるかどうかとは無関係だからだ。
修道院の中を見学することができて、とても刺激を受けた。
それから、TGVという日本の新幹線に相当する高速鉄道に乗るチャンスがあったのも楽しい経験だった。フランスは原子力発電が主力ということもあってか、風力発電の風車はほとんど見られなかった。ベザンソンは景色も良く、田舎風で気に入った。
フランスの後は、英国のバーミンガム空港へ飛んだ。欧州各地の幹部の方々と楽しい夕食だった。
日本が恋しくなって戻ったのは良かったが、あまりの酷暑に、涼しい欧州が羨ましくなった次第。

2008年7月1日火曜日

EURO2008 欧州サッカー選手権

決勝の結果は、1ー0でスペインの優勝だった。ドイツは惜しくも準優勝だった。優勝したスペインを称えたい。全力を尽くしたドイツにも「よくやった」と称賛の声を贈りたい。
楽しいワクワクする気持ちを味わわせてもらえた参加チーム全てに感謝したい。全力を尽くしたから盛り上がったことは間違いない。これからも感動を与えてくれる存在であってほしい。本当にありがとう。