2009年8月4日火曜日

国を守るということ  -人口問題-

Neue Studie: Deutsche kriegen weniger Kinder als alle anderen Europäer
Schlechte Nachrichten für Familienministerin Ursula von der Leyen: Trotz Elterngelds und anderer Reformen sinkt die Geburtenrate in Deutschland weiter. Während die Menschen in ganz Europa wieder mehr Kinder kriegen, bleibt Deutschland Schlusslicht - und unterbietet sogar die Quote vom Vorjahr.
2009-08-04 00:29
SPIEGEL ONLINE - Schlagzeilen - Topmeldungen [rss]

【訳】
新たなスタディ:ドイツ人は、他のどのヨーロッパ人より子供の数が少ない
家族大臣ウルズラ・フォン・デア・ライエンにとっては悪いニュースである。親手当やその他の改革にもかかわらずドイツの出生率はさらに減少する。その他の全ヨーロッパで再び子供の数が増加しているのに、ドイツは最後尾に甘んじている。しかも、前年の数値を下回った。
【補足解説】
月曜日に欧州統計局(Eurostat)が提出したスタディの内容によると、EUの中でドイツの出生率がもっとも低かった。人口千人あたり僅か8.2人の子供しか生まれなかったことになる。2007年に続いての最下位。アイルランドはドイツの二倍。
ドイツの問題は死亡率がもっとも高いことで10.3人/千人。すなわち人口が減っていく。

2008年の結果:
(数字は千人当たり)  出生率             死亡率
   ドイツ        8.3(  +675千人)  10.3(  -844千人)
  EU-27平均   10.9(+5,400千人)   9.7(-4,800千人)
2008年の人口:( )内は増減
ドイツ:   82.1百万人(  -168千人)
フランス:  64.4百万人(  +368千人)
スペイン:  45.8百万人(  +545千人)
イタリア:  60.1百万人(  +434千人)
英国:    61.6百万人(  +441千人)
EU-27:499.8百万人(+2,100千人)
1,500千人は域外からの流入、600千人が自然増。

数字だけ見ると、域外からの流入者がEUの人口増の最大要因であり、ドイツは論外にしてもEUの人口増加は大きな課題であることがわかる。

0 件のコメント: