2009年8月2日日曜日

ドイツは秋の総選挙

"Deutschland-Plan": Guttenberg lästert über Steinmeiers Arbeitsplatz-Versprechen
Union und FDP zerpflücken den "Deutschland-Plan" von SPD-Kanzlerkandidat Steinmeier, der vier Millionen neue Arbeitsplätze vorsieht. CSU-Wirtschaftsminister Guttenberg sieht in dem Vorstoß ein haltloses Wahlkampfversprechen - Freidemokrat Niebel einen "Akt der Verzweiflung".
2009-08-02 15:51
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【訳】
「ドイツプラン」:グッテンベルグはシュタインマイヤーの雇用確保約束を非難する
連合とFDPは、400万人の新規雇用を創出するとする、SPDの首相候補シュタインマイヤーの「ドイツプラン」にメスを入れる。CSUの経済大臣グッテンベルグはその主張を守ることのできない選挙だけのための公約だとし、FDPのニーベルは「疑惑を呼ぶ言動だ」としている。
【補足解説】
選挙戦はSPDにとってかなり厳しい状況にあり、シュタインマイヤーのドイツプランは起死回生を狙ったものと取られても仕方がない。
冷静に見れば各政党の支持率は、そう大きく動いていない。ここ最近SPDの人気が落ちていて、緑の党の人気が上がっているあたりが気になるところか。
選挙は投票が終わってみないと判らないところがその面白さだが、単独で過半数を占める政党はない。
7月30日の時点でのINFRATEST DIMAP研究所の調査による政党支持率は;
   CDU/CSU  36%
   SPD       24%
   FDP       14%
   緑の党      13%
   左の党      10%
   それ以外の党は、最低基準の5%支持を獲得できていない。

CDU/CSUは今の時点ではSPDと組めば間違いなく過半数、FDPか緑の党と組んでも今のままならかろうじて過半数を確保できる。あとは政策を遂行する上で連立内で問題がより少ない党はどこかという選択肢なんだろうが事情はどう転ぶかわからない。
まさに今後の展開しだいで結果が二転三転する状況なのである。

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