2009年11月2日月曜日

政治ゾンビの復活か -連立のもたらすもの-

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            ◇ドイツ時事ジャーナル◇ 

                 第26号

           2009年11月02日(月曜日)


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【今日の記事】
Stasi-Experte Knabe - Tabubruch in Brandenburg

Die künftige rot-rote Regierungskoalition in Brandenburg erhitzt
angesichts der Stasi-Vergangenheit des Linken-Führungspersonal weiter
die Gemüter. Der Historiker Knabe wirft der SPD Tabubruch und Verrat
an den Opfern der SED-Diktatur vor.

2009-11-01 18:17
FOCUS Online - News [rss]

【訳例】
Stasi(シュタージ・国家秘密警察)専門家クナーベ - ブランデンブ
ルグでタブー破り


ブランデンブルグでの来る赤・赤連立は、左翼党幹部のシュタージの過去に関
してさらに雰囲気が熱くなる。歴史家クナーベはそのタブー破りとSED独裁
の犠牲者に対する背任でSPDを批判した。

【補足解説】
この州で左翼党と連立を構成するには、まず州政府の行動にDDR国家秘密警
察から移った職員が同意することだとベルリン・ホーエンシェーンハウゼンの
シュタージ記念館長フベルトゥス・クナーベが「ビルト・アム・ゾーンターク」
紙の依頼記事に書いている。左翼党の州代表トーマス・ノルドと州議会議員代
表のケルスティン・カイザーのことを念頭においている。
クナーベが言うところによると、SPD幹部のプラツェックは、今回の連立で
タブーを破った。「ブランデンブルグ州の赤・赤連合は、SEDを牢屋に放り
込んだ何千もの社会民主主義者に対する裏切り行為であるだけではない。20
年前に東ドイツにおけるSPD設立へと導いた平和革命の理想からの逆戻りで
ある。シュタージとのかかわりにおける恥の境界がさらに下がってしまった。
SPDは政治モラルの保持に関心がない。ドイツにおけるブランデンブルグ州
の評判は傷つく一方、左翼党はその幹部を官庁に送り込む時間が5年間できた
ことになる。

このブランデンブルグ州における連立は、SPDとSED後継政党との3つ目
の連立となる。1998年のメックレンブルグ-フォアポマン、2001年の
ベルリンに続くことになる。






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