2010年2月9日火曜日

カトリック・ギムナジウムでの虐待 -なぜいま話題に?-

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            ◇ドイツ時事ジャーナル◇ 

                 第69号

           2010年02月09日(火曜日)


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ご訪問いただきありがとうございます。
おもしろい情報が提供できたら幸いです。


【今日の記事】
Katholische Kirche: Missbrauch: Ex-Canisius-Lehrer S.:
"Ich habe nur geschlagen"


Immer mehr Opfer melden sich - doch die Missbrauchsfälle am
Canisius-Kolleg haben wohl keine strafrechtlichen Konsequenzen.
Ein Beschuldigter erklärt sich.

2010-02-09 03:29
Topthemen / sueddeutsche.de [rss]


【訳例】
カトリック教会:虐待:元カニスィウス教師S:
「私は、ただ殴っただけだ。」


犠牲者の申し出が後を絶ちません。しかし、カニスィウス学校におけるこれら
の虐待事例は刑法上の違法行為に当たらない。容疑者は語った。

【補足解説】
嫌疑については、刑法上はすでに時効が成立しているという考えもあるようで
す。

ただ、一方で道義的に無罪判決が下りるのも問題であると考えるグループもあ
ります。

宗教的な背景があるのでしょうか?

日本人には分かりにくい側面でもありますね。

わたしももう少し調べてみようと思います。


説明記事は以下のアドレスにあります。

   http://www.sueddeutsche.de/panorama/342/502574/text/

Canisius-Kolleg Berlin
国から認定されている私立カトリックのギムナジウム

   http://de.wikipedia.org/wiki/Canisius-Kolleg_Berlin


Petrus Canisius

   http://de.wikipedia.org/wiki/Canisius


【編集後記】
宗教の持つ影響は、日本人にはわかりにくい側面があるのではないでしょうか?
えっ?私だけ? そうかもしれません。

生活と密接に結びついて、無意識に行動規範になっているものが多いですね。
自分たちのアイデンティティを考える上で、とても興味深いものだと思います。



最後までご覧いただきありがとうございました。

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